イベントでフェイスペイントを検討している責任者が知っておくべきこと
- 事務局

- 6月7日
- 読了時間: 3分
フェイスペイントは 「絵が上手」「描くのが好き」という条件だけで運営することは、重大な事故や法律違反に発展する可能性がありますので十分にご注意ください。
下記の条件によって留意すべきことが異なります。
いずれも美容師法に該当する内容ですので必ずご留意ください。
美容師免許を取得していない方に依頼する場合
美容師免許を取得している方に依頼する場合
専門の企画運営団体に委託する場合
美容師免許を取得していない方に依頼する場合(専門学生含む)
術者が適切な研修や講習を受けているか確認してください。
メーカー認定の講習会修了の有無
使用する製品の取り扱いに関する十分な知識があるか
衛生管理や安全対策についての理解度
施術内容が法的に適切か確認してください。
商品体験やレクチャーの一環として実施されているか
その場で除去可能な製品のみを使用しているか
料金を徴収する場合は商品販売として適切に処理されているか
衛生管理体制を確認してください。
使い捨て用具の使用
消毒・殺菌の手順が確立されているか
施術者の手洗いや衛生管理の徹底
緊急時の対応方針が整備されているか確認してください。
アレルギー反応などへの対応手順
トラブル発生時の責任の所在
保険加入の有無
個人で活動している場合、上記の徹底はむずかしいことがほとんどです。 専門のマネジメント会社に委託することを推奨しております。
美容師免許を取得している方に依頼する場合
美容師免許の取得証明を提出してもらいましょう。
施術ブースの美容所申請を管轄自治体の保健所に必ず確認し許諾を得ましょう。
美容所申請には以下の条件が必要です。
施設の設備基準を満たしていること(照明、給排水設備、換気など)
衛生管理基準を満たしていること(消毒設備、清掃管理など)
申請書類の提出(平面図、設備の詳細、従業者の名簿など)
保健所の立入検査に合格すること
開設者が美容師免許を保持していること
美容所申請がない会場での施術は違法となる可能性があります。
専門の企画運営団体に委託する場合
フェイスペイントイベント自体の企画運営実績の確認
イベントにおける正しい知識とリスクを理解しているか?
賠償責任保険の加入しているか?
施術者の確認。
美容師免許の取得状況もしくは、メーカー公認の美容部員の認定システムがあるかどうか?
使用する画材の材料・製品についての確認。
画材はパッチテスト基準を満たしているか?
画材は刺激性テストに合格しているか?
MSDS(成分安全)を有しているか?
化粧品を用いる場合は薬機法に準拠した製品であるか?
アレルギー対応が可能か?
その場で除去可能な製品か?
一人ひとり衛生的に管理できる道具になっているか?
衛生管理体制の確認
感染症対策のガイドラインの有無
使い捨て用具の使用状況
消毒方法と頻度
緊急時の対応方針の確認
アレルギー反応が出た場合の対応手順
クレーム対応の方針
美容師法違反は最大30万円の罰則規定がありますので、十分ご留意ください。 フェイスペイントイベントは「顔」というリスクのある箇所に関わるイベントです。
専門性ある業者へのご依頼を推奨いたします。 便利リンクをご活用ください。
【全国の保健所連絡先】
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