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ラグビーワールドカップ2019日本決勝大会で日本初のフェイスペイントブランドが正式ブースに採用

  • 執筆者の写真: 事務局
    事務局
  • 2019年11月21日
  • 読了時間: 5分

更新日:6月8日



ラグビーワールドカップ2019
ラグビーワールドカップ2019

2019年10月24日〜11月4日まで開催される「ラグビーワールドカップ2019 日本決勝大会」において、日本発のフェイスペイントブランド「MIRACLE PAINT/ミラクルペイント」が正式ブースとして採用。全8大会の公式ブースとして来場者に無料でフェイスペイントを提供、大盛況となりました。

<採用の理由> 従来のフェイスペイントは、美容師法違反であることも問題でしたが、できたとしても試合前の数時間でペイントできる参加者数が限られてしまうという点も問題となりました。

描く技術を持った限られたスタッフが一人に対し一人に対し5分かけてしまうと、単純計算でも、一人で1時間で合計12人しかフェイスペイントをすることができません。だからといって「フェイスシール」ではなんの味気もなく、盛り上がるどころか、写真すら撮らず満足度の向上にはつながらないという問題に直面しました。

つまり大きな集客規模を見込んだ場合、従来のフェイスペイントでは(法的な側面も含め)リスクが高く、投資対効果の低いイベントとして捉えられてもおかしくないわけです。

八方塞がりに見えるこの状況を打開したのは、昨年世界発信コンペティション/東京都革新的サービスを受賞した㈱POOLの「ミラクルペイント アンバサダープログラム」、今回のラグビーワールドカップのみならず、世界中に「ニッポンのフェイスペイント」として衝撃を与えます。

1,資材に対する安全性

安全性証明、有害物質不使用証明書、国内パッチテストなどのすべてを持ち合わせ、かつ年間100万個以上の出荷実績と事故の抑止性能を評価され、同社のイベント用に開発された日本製の画材「ミラクルペイント」が採用されました。皮膚に浸透しない、除去性に優れていることから、事後の万が一へのリスク配慮は、唯一無二の評価を受けました。


2,美容師法に対する対応

同社はメーカーであるという立場でもあるため販促を目的とした美容部員を養成することができます。現場ではガチャガチャによる画材の販売も行われ適用外での運営を可能としました。

また、保健所が指摘してくる道具の衛生管理が行える状況という視点においても、ミラクルペイントは一滴の水も使用せずに運営から衛生管理を行える、かつ汚水の排水も発生しないことから、問題視されることはありません。こうしたイベントにおけるリスクマネジメントと運営ノウハウを持ち合わせていることも同社の強みであることも正式採用の決定打になりました。


3,回転率

アンバサダー・プログラムは誰でも簡単に安全なフェイスペイントが行え、かつ社会貢献できるスキルを身につけることができるプログラムです。当日は会場でオフィシャルボランティア8名に対し、インストラクター2名によってレクチャーを実施。わずか10分程度のレクチャーで、画材に対する知識と、対戦国のチームカラーをつかったペイント方法を習得し、ひとりあたり1分でペイントを施せるように。短時間でも満足度が高く、ユニークであること。かつ技術の差も出ないように予め計算しつくされたデザイン設計が用意されました。

パブリックビューイング会場では各会場ごとに、すでに同社のプログラムを経たフェイスペインターたちがイベントを直接受託するなどをしていましたが、同社は組織委員会本体から決勝トーナメント会場での同プログラムの導入が決定したのです。


フェイスペイントがもたらした「新たなレガシー」

10分ほどのレクチャーを終え、開場前の一時間ほどを活用したボランティア同士による練習をかねたスタッフペイントは、「おもてなしペイント」と呼ばれ、またたく間に大人気となりました。この噂が広まりこの行列は決勝戦まで増え続けるほどの人気となり、スポンサーブースのスタッフにも大人気となりました。8名体制で、試合開始前に100名〜200名をペイントしたそうです。

ボランティアたちはみな口を揃えて、「スイッチがはいった」「みんなでやろう」などのコミュニケーションが生まれ、チームビルディングとしての効果をわかりやすく評価・表現したそうです。試合開始前の3時間前、会場がオープンすると観戦客は一斉にフェイスペイントブースへ。

無料ということもあり、わずか数分後には長い行列ができ、他のスポンサーブースを圧倒する人気ブースとなりました。しかし[1人1分×8名体制]で迎えることのできるこのミラクルペイントによるフェイスペイントブースは、驚きの回転率で長い長蛇を最大30分程度で消化することのできる「速さ」を見せつけました。


  • 「楽しい!」

  • 「最高!」

  • 「パーフェクト!」

  • 「本当にはじめてなの?すごい!」

  • 「待ち時間が想像以上に短くて驚いた!日本のフェイスペイントはすごい!」

  • 「水も汚さずに、土にも還る素材だなんて素敵過ぎる!」

と海外からも最大級の評価。

その数、全8試合日で合計12,000名以上。1日平均すると、たった3時間1500名をたったの8人でこなしたことになります。ボランティアも合わせると13,000名以上の観衆にペイントを記録しました。

その楽しげな姿は、他の観衆やテレビやSNSでの効果を考えると計り知れない投資対効果として考えることができるでしょう。「応援する文化をつくる」「ニッポンに対する新しい評価」のしくみとしかけは、このラグビーワールドカップのレガシーのひとつとして世界的な評価を受けることができました。

下記はラグビーワールドカップの公式YouTubeチャンネルです。

名物リポーターのエルマさんがフェイスペイントしたボランティアさんと一緒に会場内を紹介するとともに、ミラクルペイントをつかったフェイスペイントブースでもフェイスペインター体験をしています。

ラグビーワールドカップ組織委員会による公式動画


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