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フェイスペイント・ボディペイントは、

「世界最古のファッション文化」である。

フェイスペイントの歴史

もっとも古くから顔料とかかわりをもつ人類として、紀元前15万年から6万年までの旧石器時代において、身体彩画を有し、立派な埋葬がされたた発見された。その洞窟からは赤い赭土製の顔料が発見され、遺骸には一面に赭土が撒かれていたという。

古来より、魔除けや宗教行事で顔に模様を描く文化があり、

  1. 装飾(美的欲求)

  2. 識別手段(身分)

  3. 宗教行事

  4. 魔除け(災害など)

  5. 対象者に対する魅了効果

  6. 対象者に対する威嚇効果

  7. 自身に対する鼓舞効果

画材としては、自然植物由来によるものから、動物の血、あるいは泥など、自然界から得ていました。

ちなみに世界共通に行われている色の傾向としては、赤・白・黒 の3つが多かったようです。

ネイティブアメリカンやアフリカの部族では、独自の模様を顔や身体に描いて「力」を表現しており、その歴史は原始時代にまで遡ると言われています。ヨーロッパやインドでは、現代でもお祭りの際に装飾を施したり色の粉や食材を活用した色を塗るなどします。

近代の化粧やタトゥーもその派生物のひとつに過ぎないといっても過言ではないでしょう。

様々なシーンで様々な意味を有し、「機能」として視覚的表現を行う道具・あるいは行為、これがイベントにおけるフェイスペイントやボディペイントのルーツであると考えることができます。

上記のような根拠をフェイスペイントやボディペイントは「世界最古のファッション文化」ともいえるのです。

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