絵の具の種類と特性

画材屋さんなネットで検索すると様々な画材が並びます。


とりわけフェイスペイント用で使用するとなるとどのような視点と視野で選べば良いのか知ろうではなかなか判断がつきません。


とりあえず使い慣れてる画材で試して、そのままお客様にも使用してしまっているという方も多いと聞きます。しかしそれでは、しかしそれでは、あまりにも無責任。プロとして失格です。


フェイスペインターとしての責務と、イベント運営者としての責任としての画材選びはすべてのリスクトラブルに対する最低限の責務とも言われています。


フェイスペイント用画材の安全性に関する知識についてはこちらから学びましょう。




ここでは、用途に応じたフェイスペイント用画材をご案内しています。


もちろん肌は十人十色です。

こちらに記載している内容は、飽くまでも参考知識とし、パッチテストなどを行いながら、自己責任でご使用をお願い致します。



INDEX

  1. 油性

  2. 固形

  3. 水性

  4. ラテックス製

 

油性


ステージでのパフォーマーのメイクなどで使用されることが多い画材です。

グリースやドーランといった、ファンデーションのようにスポンジなどで顔を全塗りする時に用いられることが多いものです。ステージでのパフォーマーのメイクなどで使用されることが多い画材です。

汗に強く、ノリも良いですが、使用後の肌のケアは万全に。



固形


ステージ用メイクやトリックアートなどで使われたりするほど発色もよくグラデーションも再現しやすいと言われています。 双方に共通していえることは、趣味や特定のメイクアップ、作品づくりとしてのフェイスペイント用画材であり、不特定多数に使用するフェイスペイントイベントには不向きであるということです。除去にも手間と時間を要します。



 

水性


水で除去することのできる画材です。 主に​筆を用いて描いてゆきます。

肌に浸透させることで、色素を定着させるため、イベント時は必ず事前のパッチテストを必ず行って下さい。​

メリット

  • 使い慣れた道具として使用することができます。

リスクとデメリット

  • 完全には乾かないため衣服への色の付着リスクがあります。

  • 汗や雨による溶け落ちと体内侵入

  • 色素沈着

  • 除去時の摩擦による皮膚トラブル

  • 肌が弱い方への使用は控えましょう。(帰宅後の洗浄の際のトラブル事例あり)


留意事項

  • 肌に浸透させることで、色素を定着させるため、イベント時は必ず事前のパッチテストを必ず行って下さい。​

衛生管理方法

  • 筆、パレット、バケツ、水、雑巾はお客様ごとに交換し、きれいな水を使用すること。​(保健所指導がはいることがあります。)

  • ​使用する水道設備の安全確認と使用許可、排水許可手続きを行ってください。


使い慣れた道具として認識されているため練習用としても使いがちですが、お客様の肌への安全性と回転率という観点からすると本番での使用リスクが高いといえる画材です。事故の報告も多いため、フェイスペイントイベントにおいては、イベントの主旨と運営規模に応じて使用判断をするべき画材です。


また、美容師法を鑑みた適用外運営上の対価として頂く際にお渡しする商品としては、魅力的なものが少なくコストパフォーマンスが課題となります。

 

ラテックス製


2000年初頭に開発され、2014年頃から台頭してきた専用画材で上記の問題点を解決したフェイスペイントイベントに特化した機能性画材。

肌に色素沈着しにくく、即時除去実効性がもっとも高い画材です。

水をまったく使用せず、道具も少ないことから、高い回転率で使用することができます。

様々なイベントやテーマパークで採用されています。


イベントでのメリット

  • 使用する道具が少なく運用しやすい。

  • 指とドットペン1本あれば描ける。

  • ステンシルが活用できる。

  • 短時間(最短1分程度)でのペイントで満足度を提供できる。

  • 道具の衛生管理方法が劇的に早い。

  • こすればお子様でもすぐに除去できる。(やり直しも簡単)

  • 数分ほどで完全乾燥する。

  • 耐水性があり、汗でも雨でも溶け落ちない。

  • 水やウェットティッシュを使用せずに除去できる。

  • 除去時の摩擦がほとんどない。(指でつまんではがすことができる)

留意事項

  • ラテックスアレルギーやフルーツアレルギーの方には使用を控えましょう。

衛生管理方法

  • ティッシュやウェットティッシュで拭き取るだけ。

  • 水は一切使いません。

 

市場には様々な画材が流通しています。

皮膚科の医師曰く、成分のみならず「かんたんにはがせる」と書いていても、「水が必要である」「ゴシゴシしなくてはいけない」時点で肌へのリスクが伴うとのこと。


対人イベントのプロとして使用者責任が伴いますので、これらの知識を参考にし、用途に応じて画材を使い分けてください。











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